PossibilityCO₂吸収固定能力
なぜ脱炭素再生砕石は脱炭素に寄与するのか
再生砕石は脱炭素に寄与する。 私たちは、自社の工夫で一般的な再生砕石と比較して 約2倍以上のCO₂を吸収固定する再生砕石を製造しています。
再生砕石は、資源循環という形での地球環境への貢献に加え、CO₂を吸収固定する能力により脱炭素社会の実現に貢献する大きなポテンシャルを秘めています。
この再生砕石から、地球の脱炭素に貢献する道筋を私たちは創っていきたいと考えています。
なぜ、再生砕石は脱炭素に寄与するのか
今まで、再生砕石が持つ「CO₂を吸収固定する能力」について取り上げられることは多くありませんでした。
再生砕石は、コンクリート構造物の解体物から製造されるため、未反応のセメント成分を含んでいます。この未反応セメント成分は、水酸化カルシウムやカルシウムシリケート水和物と呼ばれるものですが、この成分が大気中のCO₂と反応することにより、CO₂を吸収固定します。 この性質は、天然砕石にはない大きな特徴であり、再生砕石を用いるからこそ得ることができる価値であるといえます。また、製造時における再生砕石の粒度最適化や特殊添加材の工夫により、重量当たりのCO₂吸収固定量を一般的な再生砕石よりも大幅に増加させられることを、大学との共同研究を通じて解明しております。
エビデンスデータの紹介
脱炭素再生砕石LABでは、このCO₂吸収固定量を最大化させるべく、様々な製造方法を試み、エビデンスデータの取得を進めてきました。その結果、CO₂の吸収固定量を増やし、それを定量化するための具体的な方法が明確になっています。
私達は再生砕石のCO₂吸収固定量の定量的なエビデンスと共に、その価値を示すことが可能です。 右記に示すのは、我々の製造プラントにおけるCO₂の吸収固定量データになります。
ご希望の方には、実際のエビデンスデータをお送りしますので、下部の問合せフォームよりご連絡ください。
再生砕石のCO₂吸収固定量をより上げるためのポイント
では、いったいどのようにしてCO₂の吸収固定量を増やすのか。その潜在能力を最大限に引き出すには、いくつかの鍵があります。 脱炭素再生砕石LABでは、CO₂吸収固定メカニズムの解明と吸収固定量の最大化を目指し、大学との共同研究を実施しています。長年の研究から、吸収固定量向上の重要なポイントを明らかにしています。 それは「製造・保管方法の最適化」によるCO₂と反応しやすい品質と環境づくり、そして「添加材」です。これらの組み合わせにより、CO₂吸収固定量を飛躍的に高める独自技術を開発しました。
公共工事などで加点項目化となる場合も
脱炭素施策については、国を挙げて取り組んでいるテーマであるといえます。 特に公共工事領域においては、工事における環境配慮施策について加点項目化されているケースもあり、私たちの提供する脱炭素再生砕石は幾つかの自治体において加点項目として認められたことがあります。 このように、脱炭素再生砕石には脱炭素に向けた先進的な取り組みとして認められています。