About再生砕石とは

再生砕石と再生骨材の違いと脱炭素再生砕石の優位性について

装飾

再生砕石・再生骨材とは何か?

コンクリート塊から生まれる再生資源製品

コンクリート構造物が役目を終え、解体されるとき、大量の廃棄物が発生します。その中でも特に多くを占めるのが、コンクリートがらと呼ばれるコンクリートの塊です。それらは、専門のリサイクル事業者により、リサイクル資材へと生まれ変わり、市場に再び流通していきます。

コンクリート構造物が解体されることで発生するコンクリート塊は主に、再生砕石、または、再生骨材として再生されます。再生砕石と再生骨材は異なる製造方法が必要となり、使用される場面も異なります。

再生砕石とは

再生砕石は、コンクリート塊を破砕し、適用用途に応じた品質規格に応じてふるい分けされたものです。再生砕石の主な用途は、道路の路盤材や建築基盤材、埋戻し材、擁壁の裏込め材があげられます。道路路盤材として使用される再生砕石は「再生クラッシャーラン」とも呼ばれ、RC-40などの粒度に応じた品質規格があります(RC:Recycle Crusher run)。再生砕石が用いられる主な理由としては、以下の点が挙げられます。

・建設廃棄物を再資源化するため、資源循環が成り立ち、埋立処理量を削減できる

・天然の岩石を鉱山から採掘する必要がなく、自然環境の保護に貢献

・天然の砕石に比べて安価に製造・調達できるため、工事費用を抑えること可能

利用用途

再生砕石の主要な用途は、道路の路盤材です。 これは、各種舗装の下層部に配置され、車両荷重を効果的に分散させます。道路インフラを支える役割を担います。また、建築物の基礎地盤材としての利用も多くあります。建物の荷重を安全に支持し、地盤の安定性を確保することは、構造物の健全性を保つ上で極めて重要となります。 さらに、配管工事後の埋め戻し材としての利用もあり配管を安定的に支持します。 これらの主要な用途に加え、再生砕石はより広範な領域での活用が進んでいます。例えば、駐車場の舗装材としての採用は、コストと透水性確保の観点から合理的です。 また、再生砕石のアルカリ性という特性を活かし、雑草対策としても利用されています。

再生骨材とは

再生骨材とは、再生砕石の周りに付着したセメントペースト分やモルタル分を除去して、天然砕石に近い品質にしたものです。再生砕石の製造工程の後に、磨砕(まさい)や分級といったより高度な処理を施し、骨材の表面に付着しているモルタル分やペースト分を除去します。

ここまで処理工数をかけるのは利用用途がコンクリートの原材料である骨材であるためです。コンクリートは約7割が骨材で構成されており、その強度には骨材の品質が大きく影響します。その為、骨材には天然砕石と同等の品質が求められることになります。

利用用途

再生骨材はJIS規格にてH,M,Lという3つの種類と品質規格が定められています。

・建物の柱、梁、床といった一般的なコンクリート構造物に用いる事ができる「再生骨材H (High)」

・地中梁、基礎、杭、擁壁や水路など耐久性への要求がHより低い部分に用いる事ができる「再生骨材M (Middle)」

・捨てコンクリートなど強度や耐久性をあまり必要としない部分にしか用いる事ができない「再生骨材L (Low)」

天然砕石と一般的な再生砕石、脱炭素再生砕石の違いについて

脱炭素再生砕石LABが皆様にお届けしたいのは、再生砕石における脱炭素価値についてです。それを説明する上で、天然砕石、一般的な再生砕石、脱炭素再生砕石の違いについて解説します。

天然砕石

鉱山から採掘された天然の岩石を破砕・加工して製造されます。安定した品質と供給量を確保できますが、採掘に伴う自然環境への負荷や、運搬・加工時のCO₂排出が課題となります。天然砕石にはCO₂を吸収固定する能力はありません。

一般的な再生砕石

天然資源の消費抑制と廃棄物量の削減に直接貢献し、流通時のCO₂排出量も天然砕石より少ないため、環境負荷が低い点が特長です。前述の通り、路盤材や基礎地盤材など、多岐にわたる用途でその価値を発揮しています。

脱炭素再生砕石

再生砕石の概念をさらに一歩進め、製造プロセスにおいてCO₂の吸収固定量を最大化するように工夫を加えた再生砕石と私達は定義しています。製造時の粒度調整や特殊添加材の工夫を凝らし、表面積を最適化することで、より効率的に大気中のCO₂を吸収固定させています。気候変動問題対応に寄与する脱炭素資材であると考えています。

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